本気で叱って、本気で抱きしめた。
本気で信じて、本気で向き合った。
ストーリー

1985年…被差別部落が隣接する大阪・西成区北部の中学校。
人々の差別と偏見、貧困など多くの問題を抱えた環境の中で、生徒たちはケンカ、校内暴力、
シンナーなど荒んだ学校生活を送っている。 蒲先生(36)ら教師たちは手を焼いていた。

臨時教員として赴任した加藤 愛(24)は、初日から生徒に受け入れてもらえず自信喪失。
先輩教師の蒲先生は「今、子どもらは加藤先生を試しとるんや、ただ教師と生徒の関係では
アカンねん」と、加藤が大学時代に鳴らした野球で生徒と向き合うことを勧める。

予期した通り反発する野球部員は、勝負に勝てばコーチとして認める と豪語するも加藤先生
の猛打に遭い、 あっさり敗北。
程なく加藤先生はチャーコという愛称で呼ばれるようになっていた。

登校拒否になった転校生。
家庭を顧みない母親、酒浸りで在日朝鮮人の父と暮らす女生徒。
出身地を恋人に告白することができない卒業生。
服役中の父親に代わって家庭を支える野球部主将。

蒲先生ら教師たちは、それぞれの事情を抱えた生徒たちと正面から向き合い、時には生徒の
家庭へ強引に入り込んでまで、彼らの生き方を模索する。

ドキュメント オブ かば

「かば」パイロット版制作と同時進行で撮影されたものです。
映画のモデルとなった先生方が、舞台となった1985年を振り返り、当時の社会の雰囲気、学校
生活の様子を語ります。 また、映画の趣旨に賛同した出演者は、どのような思いで「かば」で
の演技に取り組んだのか、など興味深いトークの数々が記録されています。
「かば」を深く知ってもらえるドキュメント映像です。 監督は「水面のあかり」の渡辺シン。